竹書房怪談文庫公式サイト内「怪談NEWS」で、幽木の新しい連載が始まりました。
題して――「幽木武彦の 算命学で怪を斬る!」
怪談文庫で活躍する人気怪談作家さんたちの本に出てくる著名人など、興味をそそられる歴史上の異人・怪人、気になる「怪」にスポットを当て、その人物や事件、「怪」を、算命学を通じて見るとどうなるかを検証する、歴史の闇好き、オカルト好き、占い好きには見逃せない好企画(と自画自賛)。
怪談文庫の人気作家さんとのコラボでいろいろな人物をとりあげてみたいと思っています。
ということで、その第一回が竹書房怪談文庫公式サイト「怪談NEWS」にアップされました!
タイトルは「消えた救世主・島村みつの宿命と運勢」。
前編、後編の二回に分けて、この興味深い新宗教界の異人について考察しています。
島村みつは、明治時代に九州は小倉に誕生した法華神道系新宗教「蓮門教」の女性教祖。今となっては歴史の闇の中に忘却された、往時のカリスマ宗教家です。
この島村みつが登場する怪談集が、『羅殺ノ国 北九州怪談行』(菱井十拳著)。
映画『犬鳴村』と『残穢』――北九州を舞台にした二つの物語に隠された真相と、土地の史実に纏わる怪異を追ったルポルタージュ怪談。
幼少期から何処からともなく足元に黒い小石が降ってくるという小倉南区の女性。その石の正体とは…「天狗礫」、明治期に興った新宗教・蓮門教の石碑内部に隠されていた七つの石の祟り。そして、旧犬鳴トンネルで起きた二つの憑依現象と宗像氏の怨霊との因果…「黒い石」、蓮門教復活を目論む霊の導き、審神者を待つ者、炭鉱の怪、呪われた犬鳴御別館の部材の行方…全てが繋がる戦慄の14話!(竹書房怪談文庫公式サイトの作品紹介より)
今回はこの作品とのコラボということで、島村みつの興味深い「宿命」と「運勢」に迫ってみました。
ぜひお楽しみください!
ちなみに現在、連載第二弾も着々と取材進行中。
こちらも、どうぞお楽しみに!