ここ数日、小山田圭吾さんの話題で持ちきりです。
個人的にはもちろんいろいろな思いを抱かざるを得ない重苦しい話題ですが、たとえそうでありつつも、私見云々の前に小山田さんの生年月日を調べてしまうのが、命占の占い師のサガかも知れません。
◎小山田圭吾さん(1969年1月27日生まれ。52歳)
壬 乙 戊
寅 丑 申
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戊 癸 戊
丙 辛 壬
甲 己 庚
※辰巳天中殺
車騎星 天貴星
鳳閣星 牽牛星 龍高星
天胡星 調舒星 天堂星
人体図に「殺局」をお持ち。
生来の闘争心を健全に発揮できず、ゆがんだ形で発露しやすいという特徴はおありです(知能犯的な部分もあります)が、こうした気質が今話題になっているような行為へと、幼い日の小山田さんを駆りたてたのでしょうか……。
いずれにしても命式や人体図を見る限り、精神的には不安定なかた。
だからこそのアーティスト、なのかも知れませんが、今回の報道ほど「因果応報」という仏教の教えをしみじみと思ったこともありません。
お前はどうなんだ、ちゃんと生きているのかという自戒の目は、私自身、自分に注がなければならないとも思いますけれど。
それはともかく、不気味なのは、やはり今年の小山田さんの運勢です。
辛 辛 壬 乙 戊
丑 未 寅 丑 申
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戊 癸 戊
丙 辛 壬
甲 己 庚
年干支、月干支、日干支の宿命6干支に、今年の年運干支「辛丑」と10年に一度変わる大運干支「辛未」を加えた五柱法による本年の運勢。
ちなみに小山田さんは今年の2月に新たな10年が始まったばかりで、いわゆる「接運」。運気はかなり不安定で危なっかしい状態でした。
そこへ持ってきて、今年の年運干支「辛丑」です。
辛 辛 壬 乙 戊
丑 未 寅 丑 申
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戊 癸 戊
丙 辛 壬
甲 己 庚
天干が同じで地支が「丑未の冲動」となるこの状態は、いわゆる「納音(なっちん)」。
宿命の「外」で発生しているため「外納音」と呼ばれ、自分の外側からなにかが襲いかかり、思っても見なかった影響がもたらされることが暗示されていました。
ちなみに「納音」は人生に180度級の大変化が起きる暗示です。私自身も「外納音」を経験していますが、かなり恐ろしいです(まあ、怖いのは納音だけではないのですが)。
人生最高の、といってもいいような栄えある名誉を得られるかと思った直前、それが暗転するような事態になったのは、このような運勢も関係しているのでしょうか。
そして。
同じように、今年「外納音」になっている人が他にもいます。
菅総理大臣です。
◎菅総理(1948年12月6日生まれ。72歳)
辛 辛 乙 癸 戊
丑 未 丑 亥 子
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癸
辛 甲
己 壬 癸
まったく偶然なのですが、菅さんも大運干支が「辛未」なのですよね。
つまり我が国の総理大臣も「人生が180度変わる」ような不安定きわまりない運気の中にいるわけで、なんだかいろいろと、暗澹たる気持ちになってきます。
オリンピック(呪われた、という形容詞をつけてもいいでしょう)は、3日後、いよいよ幕を開けます。