東出昌大さんの騒動に続き、今度は人気俳優・鈴木杏樹さんの話題が駆けめぐりました。
お相手は、新派の俳優・喜多村緑郎さんです。
今日は鈴木さんとの不倫話だけでなく、喜多村さんは過去の痴話話まで蒸し返されています。
まあ、もてるかたのようです。
183センチの長身に甘いマスク。しかも「女遊びは芸の肥やし」などと、浮気はちょっとした勲章のようにすら語られることの多い芸人さんの世界、歌舞伎界のご出身ですからね。
叩けば埃の出る身体、なのかもしれません。
さて、そんな喜多村さんですが……
●喜多村緑郎さんの2019年の年運(1969年01月06日生まれ)
年運 大運 日 月 年
己 庚 辛 乙 戊
亥 午 巳 丑 申
———–
戊 癸 戊
庚 辛 壬
丙 己 庚
※申酉天中殺
これが昨年(2020年2月3日まで)の喜多村さんの運勢。
日干「辛」の喜多村さんにとって、結婚星(=伴侶)は「丙」です。
年運 大運 日 月 年
己 庚 辛 乙 戊
亥 午 巳 丑 申
———–
戊 癸 戊
庚 辛 壬
丙 己 庚
つまり喜多村さんは、ご自分(日干)の真下にある日支のなかに、たいせつな伴侶(丙)がいらっしゃる宿命。
ちなみに喜多村さんの日干支「辛巳」は、いわゆる「官禄同座」と呼ばれる干支で、簡単に言うと、名誉や名声的なものをとても強く求めやすくなる干支です。
しかも、この十二支「巳」のなかに内包する「丙」は伴侶(女性のパートナー)。奥様は宝塚出身の美人女優。そして今回の不倫騒動で明らかになった恋のお相手も人気女優……。喜多村さんのなかに、お選びになる女性にトロフィーワイフ的なものを求める傾向があったとしても、不思議はありません。
ところが昨年は、伴侶の星を内包する日支「巳」が年運支「亥」に討たれてしまいました。
巳亥の冲動です。(けっこう激しい「散法」です。「辛巳」にとっては、じつは巳亥の冲動は悪いことばかりではないのですが、それはまた別の話。内包する丙が討たれていることに間違いはありません)
年運 大運 日 月 年
己 庚 辛 乙 戊
亥 午 巳 丑 申
———–
戊 癸 戊
庚 辛 壬
丙 己 庚
冲動で討たれるということは、かなりガタガタと不安定な状態になることを意味します。
ご夫婦の間になにがあったのかは分かりませんが、「今年は、夫婦の仲がとても危険なものになりやすいですよ」という警告は発せられていました。
ちなみに、喜多村さんと鈴木さんの関係が深まりを見せたのは、2019年10月の舞台で共演をしたことがきっかけだそうです。まさに、伴侶の星が冲動で討たれているさなかのことでした。
そして2020年、今年へと舞台は変わります。
●喜多村緑郎さんの2020年の運勢
年運 大運 日 月 年
庚 庚 辛 乙 戊
子 午 巳 丑 申
———–
戊 癸 戊
庚 辛 壬
丙 己 庚
※申酉天中殺
年運が「己亥」から「庚子」に変わりました。すると――、
年運 大運 日 月 年
庚 庚 辛 乙 戊
子 午 巳 丑 申
———–
戊 癸 戊
庚 辛 壬
丙 己 庚
大運干支と年運干支の間に、なにかありそうな感じがしませんか?
そうです。じつは「庚子」と「庚午」がかちあうと、
納音(なっちん)
という現象を発生させてしまうのです(正確には「後天運納音」)。
これは、
人生に180度級の変化が起きるかもしれない暗示
です。
こういうときには、実際にとんでもないことが起こりやすいです。
人生の風景が一変する可能性があります。(もちろん、いい方向に180度変わることもあります。どちらに変わるかは、それまでその人がどんなふうに歩んできたかによります)
そんなおそろしいといいますか、スリリングな組みあわせの片割れ「庚子」がスッポリと新たな年運干支におさまって「納音」が成立したとたんに、お二人の不倫報道が炸裂しました(報じられたのは、2月6日発売の『週刊文春』。新しい年運干支「庚子」が回ってきたのは、そのわずか2日前の2月4日のことでした)。
奥様の貴城けいさんはかなり憔悴されているという話も出ています。信頼していたパートナーに裏切られたのですから、当然、ショックは小さくないでしょう。
ちなみに今年から2年間、「子丑天中殺」の貴城けいさんは天中殺に突入していました。
しかも――、
●貴城けいさんの2020年の運勢(1974年05月22日生まれ)
年運 大運 日 月 年
庚 甲 癸 己 甲
子 子 亥 巳 寅
———–
戊 戊
甲 庚 丙
壬 丙 甲
※子丑天中殺
年運だけでなく、10年に一度変わる大運のほうも天中殺。つまりWで天中殺が襲ってきたわけで、こういうときは本当に、思わぬトラブルと正面衝突のような事故を起こしやすいです。
そして、鈴木さんです。
●鈴木杏樹さんの2020年の運勢(1969年09月23日生まれ)
年運 大運 日 月 年
庚 戊 辛 癸 己
子 寅 丑 酉 酉
———–
癸
辛
己 辛 辛
※辰巳天中殺
鈴木さんにとって、金性は忌神です。
宿命6干支を五行(木火土金水)に直すと、
辛 癸 己
丑 酉 酉
↓
金 水 土
土 金 金
となり、全6干支中半分が金性で、これは完全に「金性過多」。しかも今年は「庚子」で「庚」も金性。運勢的にもやはりいささか金が多くなっており、危ういバランスの上に成り立っているような不安定な状態です。
できれば、金性は避けたいです。
ところが、もう一度喜多村さんの命式を見てみますと、
●喜多村緑郎さんの命式
日 月 年
辛 乙 戊
巳 丑 申
———–
戊 癸 戊
庚 辛 壬
丙 己 庚
喜多村さんの日干は「辛」、つまり金性。ついでに言うなら同じ日干同士も相性という意味ではあまりよくありません。
鈴木さんがお選びになった恋のお相手は、鈴木さんにとっては「忌神」だったのです。