シンクレティズム(syncretism)とはなんぞや。
シンクレティズムとは、本来異なる宗教や思想、文化や学問などがひとつに溶け合い、新しいなにかとして融合することをさす。
日本語では「習合(しゅうごう)」とも訳される。
なるほど。
日本の「神仏習合(神道と仏教の融合)」なんかは、まさにシンクレティズムなわけだ。
あるいは、キリスト教と土着信仰が融合した民間信仰もそうだし、ヘレニズムと東洋思想の融和なんかもシンクレティズムなわけである。
だとしたら。
気づけばいつしか私が歩きはじめていた「占仏習合」(占いと仏教の融合。私の造語です笑)の獣道も、ひとつのシンクレティズムには違いない。