賀美の里の開運天神

所用があり、埼玉県北西部は、群馬県と接するのどかな地、上里町へ。

埼玉西半分の地(秩父、飯能、深谷など)が大好きな私にとっては、上里もとても落ちつくところ。

埼玉怪談』の取材のためにあちこち回ったことを懐かしく思い出しながら、ちょっとしたマイクロツーリズムを堪能する。

せっかくなので、菅原道真公にご挨拶をと、903年創建の上里菅原神社へ。

暑さ寒さも彼岸までとはよくいったもの。

ついこの間までの灼熱地獄が嘘のような好天で、とても気持ちがいい。

鳥居も実に立派。

平成14年に斎行された「菅原道真公1100年大祭」のときに新築工事が行われたという拝殿も美しい。

人間、いくつになっても勉強です。

人に教える、ということを通じて、私自身もまた、いろいろな「気づき」を得ている毎日。

学問の神様、なにとぞ、なにとぞ。

ちなみにこちらの社の御朱印には英語やウクライナ語版もあり、はてどうしてかと思ったら、権禰宜さんがウクライナのご出身なのだそう

境内に結ばれた青と黄色のリボンもウクライナの国旗にちなんでいるとのことで、御朱印にもリボンにも、世界平和への真摯な祈りがこめられている。

拝殿で手を合わせ、突如ビョウと吹く秋の風に心地よさを感じながら空を見れば……うーむ、これって……もしかして道真公?笑

え。どこって?

ここですよ、ここ。

先日、神霊写真(「心霊」じゃないですよ)をお撮りになる霊能者フォトグラファーのNさんと話をしてから、こうしたことにこれまで以上に敏感になっている、いい歳こいてお茶目な結城笑。

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「えっ、あなたがあの写真をお撮りになったかた!?」 関東某所にある崇敬寺院(私にとっては、とても特別なお寺)にお護摩に出かけるべく高速道路を走っていたら、 空の雲が鳥に見えた結城。 「え? どこが鳥?」 って? ...

屋根の真上に、冠をかぶった人のような形をした雲を見つけ、道真公にお声がけいただけたような気がして、この日もちょっと嬉しくなりました。

あ、気のせいですか。

そうですか笑。

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この記事を書いた人

占術家、「幽木算命塾」塾長、怪異蒐集家。
算命学、紫微斗数、九星気学などの占術を使い、運命(宿命、運勢)という名の神秘の森に分け入る日々。
オンラインスクール「幽木算命塾」で後進の指導にあたる。
占いで出逢ったお客さまなどを中心にさまざまな怪異を蒐集し、竹書房怪談文庫などで公開も。
奇妙な毎日は、ご神仏とともにある。

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