世の中にはさまざまな占術がある。
それぞれに捨てがたい魅力がある。
でも
「自分と縁のある占いってどうやって見つけたらいいんですか?」
とある人に聞かれた。
人によって、もちろん答えは違うだろう。
だが私の答えは決まっている。
自分の人生を振りかえったとき、どうしても避けて通れない「思いだしたくもない大事件」。
それを、その占いがズバリ示しているかどうか、である。
どんなにすごいと思える占術でも、「自分の人生の一大事件」を指摘できていなかったら、私の中では価値は下がる。
逆に、見事にさし示していたら、私はますます、その占術の虜になる。
戦慄、あるいは、畏怖の気持ちとともに、ますますのめりこむ。
今から40年ほど前。
私の人生は、いきなり暗転した。
10万人に1人と言われる難病。
あともう少しで卒業だった東京での学生生活も、決まっていた未来も、健康も、すべてを失った。
文字どおり、病院にかつぎこまれた。
この世には、本当に地獄があることを知った。
ここらへんのことは、いつかnoteででも、あらためて描きたいと思っているが、それはまた別の話。
あれから幾星霜。
信じられないことに、今も私は生きている。
私の人生とともにある東洋の命術たちは、「今の私」に、どんな「あのとき」をさし示すだろう。
算命学
九星気学
それぞれのレポートをお届けしたい。