埼玉県民にとっては「鴻巣」というと「運転免許センター」のイメージが強いのですが、今日は前から参拝に伺いたいと願っていた素敵な社に詣でてきました。
鴻巣の総鎮守「鴻神社」とその境内社である「三狐稲荷神社」です。
境内の大銀杏がなんとも美しい黄金色を煌めかせていて、つい見とれます。
さほど大きな神社というわけではないのですが、お宮参りに訪れた若いご家族や、地元のかたがたなどがひっきりなしに訪れ、地元のみなさんを中心にとても愛されている神社だということが本当によく分かります。
ピリッと締まった12月午前の大気と抜けるような空の青、大銀杏の美しい黄金色も相まって、境内には凛と澄んでいながらどこか厳格な気配が漲っていました。
「ああ、来て良かった」と心から思ったものでした。
こちらが鴻神社。
御祭神はスサノオノミコト、ハヤタマノオノミコト、ワケイカヅチノミコト。
運良く、私が拝殿に向かった時には他にどなたもいらっしゃらなかったので、天津祝詞を奏上し、長々と神様にご挨拶。恐れながら、たっぷりと話を聞いていただきました。
心が晴れ晴れとしていく気がしました。
そしてこちらが、境内社の「三狐稲荷神社」。
神札授与所の真ん前にあるとても小さなお社なのですが、こちらの神社は天狐、地狐、人狐の三狐を祀るお稲荷様。
良縁を結び悪縁を絶つという御利益のある神様で、授与所で「奉納お狐様」をいただき、そこに願い事を書いた上で(願い事を書くための専用の、小さな建物まで用意されています)、社に奉納させていただくととてもいいそうです。
もちろん私も、せつなる願いとともにお狐様を奉納させていただきました。
今年もまた、本当にいろいろと新たな縁を結ばせていただくことができましたが、来年は、できることならまた今年以上に良縁を、という心からの願いとともに「お狐様」を奉納して参拝。
社には、たくさんの「お狐様」が奉納され、ずらりと並んでいました。
こちらが、頂戴した「三狐稲荷神社」の御朱印。
こちらが、季節限定という「鴻神社」の御朱印です。
御朱印もいろいろとあって、御朱印目当てで神社仏閣巡りをされているかたも、きっとけっこう楽しめるお社なのではないかと思いましたよ。
帰りは、桶川の老舗うどん店でお昼。
THE昭和、という感じの古く小さなお店の中は、次から次へとやってくるお客さんで大混雑でしたが、私はおいしい月見うどんをいただいて、大満足で自宅仕事場へと戻ってきました。
そんなわけで、今年もあと2週間とちょっと。
時間があれば、また別のお社にもご挨拶に伺いたいと願っているのですが、さてどうなりますか。
いずれにしても「鴻神社」さまも、「三狐稲荷神社」さまもとても素敵なお社で、参拝できて、今日はとても幸せでした。
◎鴻神社
〒365-0076 埼玉県鴻巣市本宮町1-9
電話番号:048-542-7293
FAX番号:048-543-2282