いろいろな意味で世間を騒がせたビッグカップルが、ついに破局を迎えたという報道がありました。
実業家の前澤友作さんとタレントの剛力彩芽さんです。
決して後出しじゃんけんなどではなく、算命学鑑定士ならば、この恋は波乱含み、うまく行かない可能性がとても高い、と誰もが思ったはずです。(口にしないのは、ご本人たちに直接相談されたのならいざ知らず、せっかくのコイバナに水を差すようなことを言ってはいけないと思うからです)
なぜなら、昨年、今年と、前澤さんは2年間の天中殺に突入しているからです(戌亥天中殺ですから戌年、亥年は天中殺です)。
天中殺だから、何をやってもだめ、というわけでは必ずしもありません。でも「何かを新しく始める」ことは、やはりあまりよろしくありません。
それは恋愛も同様です。天中殺期間に始まった恋愛は、「気の迷い」的な部分がどうしても出てきてしまい、うまくいかないことが少なくありません。
しかも今年は、日支「申」が年運支「亥」(今年は亥年です)と「亥申の害」という散法を成り立たせるため、プライベート面には強烈なトラブルの暗示が出ていました。
週刊誌報道によれば前澤さん、剛力さんとの破局だけでなく、秘書志望のある女性ともトラブルになったようですが、そういうトラブルが表沙汰になったとしてもおかしくない、不安定な運気です。(ちなみに前澤さんは、今年は「接運」と呼ばれる大きな運気の転換期でもありました。運気の波は相当に不安定で注意が必要です)
●剛力彩芽さん(1992年8月27日生まれ)
己 乙 乙 戊 壬
亥 巳 亥 申 申
————
壬 庚 庚
甲 戊 戊
壬 壬
※申酉天中殺
一方の剛力さん。
昨年は結婚星である「司禄星」が回座する、まさに「恋に落ちやすい」時期でした。
そんなタイミングで前澤さんと出会ってしまい、あれよあれよという間に運命に翻弄されてしまったのは、しかたのない面もあります。
何しろ恋愛運気が一気にUPしていた中での出来事ですから。
ですが今年は、年運支「亥」が回ってきたため、
・年支「申」と「亥申の害」
・月支「申」と「亥申の害」
・日支「亥」と「亥亥の自刑」
という、全柱散法という危なっかしさ。仕事面にもプライベート面にも、要注意の警告シグナルが発生していました。
しかも、
己 乙 乙 戊 壬
亥 巳 亥 申 申
————
壬 庚 庚
甲 戊 戊
壬 壬
10年ごとに変わる大運干支の「乙巳」(ちなみに剛力さんは新しい10年が始まったばかりで、これまた「接運」の状態でした)と、今年の年運干支「己亥」が、「天剋地冲」という最大級の破壊の散法まで発生させています。
そういう意味では今年の剛力さんは、試練の年。
前澤さんの運勢と照らし合わせると、今年こういう結果が待っていたことも、やむを得なかったことなのかも知れないとも思ったりもします。
ちなみに、剛力さんにとっての忌神は、「伴侶」。
ちなみに彼女は「配偶者中殺」(=配偶者、パートナーで苦労する宿命)でもあります(実は前澤さんも)。
人にはない幸運、強運なものもお持ちの剛力さんですが、同時にそういう宿命もお持ちなのですね。