某週刊誌で、突如としてパワハラ疑惑を報じられ、話題の主となってしまった友近さん。
このタイミングでの降って湧いたような報道には、このところの吉本興業のお家騒動と絡めていろいろと疑問を呈する向きもあるようですが、いったいどうなんでしょうね。
誰がどんな意図でこのニュースを大きくしようとしたのか、業界の内幕は私には分かりませんが、友近さんのお生まれになった生年月日をもとに言えることはあります。
●友近さん(1973年8月2日生まれ)
庚 己 癸
午 未 丑
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丁 癸
己 乙 辛
丁 己 己
※戌亥天中殺
調舒星 天庫星
牽牛星 玉堂星 玉堂星
天恍星 玉堂星 天南星
算命学の「格法」的な見方で見ると、友近さんはとても強運な星の下にお生まれです。
殺印相生格一点破格。
普通の人に比べるととても運勢が強大で、特に名誉には恵まれやすいと言われる命式。
友近さんの命式と人体図を拝見すると守護神の星は調舒星で、調舒星はとてもクリエイティブな星なのですが、才気煥発なお笑い芸人として守護神を輝かせる生き方をすることで、見事に「殺印相生格一点破格」が発動し、売れっ子芸人としての息の長い活躍を続けられている気がします。
格が違う、というやつですね。
でも、算命学には「格法(運勢判断)」的な見方と同時に「局法(性格判断)」的見方というものも存在します。
そして、局法的な視点に立って友近さんの宿命を見てみると、友近さんは「推逆局」と呼ばれる局に入局しています。
とても繊細なあまり、ストレスが溜まると爆発しやすいというタイプです。
そういう意味では、年若いマネージャーさんたちをいろいろと叱ったり、教え諭されたりしたというエピソードも、むべなるかなという感じはします。仕事を愛し、たいせつにされるがゆえに、周囲との連携がうまくいかないとつい感情的になってしまうということも、あってもおかしくないでしょう(もちろん、そうした「爆発」が許される限度内のものなのかどうかは、ケースバイケースだとは思いますが)。
そうしたご自分の性格的宿命に自覚的に向き合われ、上手にコントロールしていくことは、仕事上のお立場が上になればなるほど、必要になる気は星の並びからはします。
玉堂星が3つということからも、とてもがんこな性格をお持ちであることも間違いありませんので、そうしたご自分の暴れ馬のような気質をうまく乗りこなし、騒がれなくてもいいことは騒がれないようにする処世術も、求められるのかも知れません。
ちなみに友近さんは戌亥天中殺のお生まれですので、実は去年、今年と2年間の天中殺期間まっただ中。トラブルと遭遇しやすい時期でもありました。
私は友近さんの大ファンで、頭の回転の速い、とても聡明な芸人さんだと、いつも笑わせてもらいながら感心もさせてもらっています。
そんなファンの一人として、今回の報道は、やっぱりちょっといろいろと心配な気がします。
それにしても吉本興業、なんだかゴタゴタ続きですね…。
https://friday.kodansha.co.jp/article/61042